2019年11月4日 更新

【予防と対策】目も日焼けするって本当?

太陽の光は体にさまざまなダメージを与えることがあります。たとえば、紫外線やブルーライト(青色光線)は、肌と同じように、目の細胞に悪影響を及ぼすことも。目の日焼けと、そのケア方法についてご紹介します。

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太陽光線には種類がある?

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日焼けで肌が炎症を起こすように、目にも太陽光によりさまざまなトラブルが起こります。
太陽光線は、紫外線や可視光線、赤外線など、いくつかの光線で構成されています。青色側ほどエネルギーが強く、赤色側にいくにつれ、光のエネルギーは弱まります。
そのため、とくに紫外線は目に有害な光線といわれ、以前から問題にされていましたが、近年、可視光線のなかでもエネルギーの強い「ブルーライト(青色光線)」も問題視されています。

紫外線・ブルーライトの正体は?

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人の目で見ることができる光を可視光線といいます。可視光線は、虹の色と同じ7色の光で構成されており、紫・紺・青・緑・黄・橙・赤の順番で波長が長くなります。

紫の光よりも波長の短い光(380 nm以下)を紫外線といい、赤の光よりも波長の長い光(780 nm以上)を赤外線といいます。ブルーライトと呼ばれているのは、380~500nmの紫~青い光を指すことが多いようです。

ブルーライトは、可視光線のうちもっとも紫外線に近い領域の光で、波長が短くエネルギーが高いのが特徴。太陽光線ほか、LED照明や、パソコン、テレビ、スマートフォンのバックライトなどの光にも多く含まれています。

ブルーライトには、網膜への影響を心配する声もあり、目のピント調節機能に負担をかけ、眼精疲労の原因になるという意見もありますが、ブルーライトが人間の目に特定の病気を引き起こすことを示した研究は、今のところないようです。

しかし、ブルーライトよりも波長の短い紫外線は、目に及ぼす影響が判明しています。そこで紫外線が引き起こす、目の病気について見ておきましょう。

紫外線による目の病気って?

紫外線が引き起こす目の病気には、軽度なものから手術が必要なものまであります。
<電気性眼炎、雪目(ゆきめ)、紫外線角膜炎>
紫外線が引き起こす、代表的な目の病気。海水浴で強い紫外線を浴びたり、電気溶接の光を直視したりすることで、角膜の表面が傷ついて炎症を起こす。雪面は紫外線の反射が強いため、スキー場などで発症すると「雪目」ともいわれる。強い目の痛み、異物感、充血といった症状が出ることが多い。昼間に紫外線を浴びた場合、夜から翌朝にかけて発症し、大部分は1~2日程度で自然治癒する。
<翼状片(よくじょうへん)>
結膜(白目)の組織が増殖し、翼状に角膜(黒目)の部分に進入する。視力障害の原因となることがあるため、進行すると翼状片を切除する必要がある。戸外での活動時間が長い人に多く発生しやすく、紫外線などの外的刺激が発症に関係すると考えられている。
<白内障>
目でレンズの役割を担う水晶体のたんぱく質が変性して、濁ってしまう病気。濁りの原因に、紫外線が影響していると考えられている。放置すると徐々に視力が落ち、失明に至ることがある。治療には、混濁した水晶体を眼内レンズと置換する手術が行われる。
なんだか怖い紫外線ですが、ちゃんと対策はあります。
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みかん みかん

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