ドラッグストアで働くには？――ドラッグストアの処方せん

ドラッグストアで働くだけならとくに資格はいりませんが、医薬品を販売するには、「薬剤師」または「登録販売者」の資格が必要になります。ドラッグストアで、「薬剤師」や「登録販売者」といった名札を付けているスタッフを見たことがあるかと思います。

薬剤師になるには、大学で6年制の薬学課程を修了し、「薬剤師国家試験」に合格する必要があります。薬剤師になれば、ドラッグストアで扱っているすべての医薬品※を販売することができます。

※要指導医薬品および一般用医薬品（第1類医薬品、第2類医薬品、第3類医薬品）

登録販売者になる場合は、毎年各都道府県が実施している「登録販売者試験」に合格する必要があります。こちらは、受験資格はとくにありませんので、誰でも受験することが可能です。登録販売者は、ドラッグストアで扱うことができる医薬品のうち、第2類医薬品（主にかぜ薬や漢方薬など）と第3類医薬品（主にビタミン剤など）を販売することができます。

「ドラッグストアで働きたい」「医薬品に興味がある」という人は、一度、登録販売者試験を受験してみるのもいいかもしれませんね。