ドラッグストアには根拠法がない
「薬局」とは、薬剤師が、医薬品を販売・授与する目的で調剤をする場所のことをいいます（「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律（薬機法）」第2条第12項）。調剤のほか、医薬品などを販売することもできます。
また、「薬局」という名称は、薬局開設の許可を受けた場合のみ、名乗ることができます（同法第6条）※。
※ 病院や診療所の調剤所は、薬局開設の許可を受けてなくても「薬局」と名乗れます。
一方、「ドラッグストア」は、業態についても名称についても法的な定義がありません。なので、どんなお店が「ドラッグストア」と名乗っても違法とはなりません。ただし、「薬局」の許可や、市販薬を販売するための業態のひとつ「店舗販売業」の許可を取得せずに医薬品を販売すると違法となります。
なお、「ドラッグストア」には、統計上の分類や業界団体による定義がありますのでご紹介します。
また、「薬局」という名称は、薬局開設の許可を受けた場合のみ、名乗ることができます（同法第6条）※。
※ 病院や診療所の調剤所は、薬局開設の許可を受けてなくても「薬局」と名乗れます。
一方、「ドラッグストア」は、業態についても名称についても法的な定義がありません。なので、どんなお店が「ドラッグストア」と名乗っても違法とはなりません。ただし、「薬局」の許可や、市販薬を販売するための業態のひとつ「店舗販売業」の許可を取得せずに医薬品を販売すると違法となります。
なお、「ドラッグストア」には、統計上の分類や業界団体による定義がありますのでご紹介します。
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■総務省「日本標準産業分類（平成25年10月改定）」：
■総務省「日本標準産業分類（平成25年10月改定）」：
「主として医薬品、化粧品を中心とした健康及び美容に関する各種の商品を中心として、家庭用品、加工食品などの最寄り品をセルフサービス方式によって小売する事業所をいう」
「日本標準産業分類」は、総務省「統計法」に基づく統計基準ですが、あくまで統計の結果を表示するための分類で、ドラッグストアという業態を定義するものではありません。総務省WEBサイトでも「個々の産業を認定するものでありません」としています
■日本チェーンドラッグストア協会「第20回2019年度 日本のドラッグストア実態調査」：
「医薬品、化粧品、日用雑貨、食品等を取り扱う小売店舗」
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