夏嫌いが猛暑を生き抜くクールアイテム

控えめに言っても、歯ぎしりするほど憎々しい季節、それが夏。冬眠ならぬ夏眠をしてやり過ごしたいと、小学生の頃から毎年考えています。夏眠できる環境適応型のボディがなかなか手に入らないので、今年も道具を駆使して乗り切るしかない!

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夏嫌いが加速する2020

毎年毎年5月から10月まで30℃超えの日が出現し、6月7月8月9月は35℃オーバーが当たり前、体温超えの40℃に迫る日も多々、日本の大部分はすでに、一年の半分が夏になってしまいました。そんななか、恐ろしい記事を見つけたので、ぜひ読んでいっしょにクラクラ​しましょう!
このままの経済活動を続けていると、21世紀末には平均気温が4℃前後上昇して、日本国内も軒並み最高気温が40℃オーバー! その頃には地中にすみかを構えるのかなあ……日中は屋内で過ごして、夜になると家の外に出て……オーストラリアにそんな街あったなあ……クーバーペディって名前だったなあ。地球人は地中人への道を歩み始め……妄想は膨らみます。

クールアイテムいろいろ

今年は、夏休みだからって、これまでみたいにパーッと気軽に出歩ける雰囲気ではないので、罪悪感ゼロでひきこもりを決め込みます。生活必需品の買い物に出るのは、基本的に日が沈んでから。コウモリ気分です。

日中出かけざるを得ない場合は、UV対策アイテムとクールアイテムで完全防備です。自分だけのオアシスとなる日傘、長袖の羽織りもの、またはアームカバー、日焼け止めはクールタイプ。「クール」「ひんやり」の文字を見ると、条件反射的に飛びつきたくなります。そして、紫外線から目を守るサングラス。そう、目の日焼けにも要注意ですよ。
ここ数年は、携帯扇風機がいい仕事してくれています。ドラッグストアでも見かけますし、強めの風を出せる大型タイプや小さなバッグにも入るミニファン、首にかけるタイプなど、すっかり定着しましたね。

よれよれと日光の下をさまよい、「暑いDEATH!」「帰りたいYO!」の脳内エンドレスリピートがスタートし、だんだん視界がにごってきたら、気付け薬……ではなく、ぬらしたクールタオルを目に当てて正気を取り戻します。同時に、水分補給と適宜休憩も忘れずに。長時間の外出時には、体用、顔用、頭皮用クールスプレー各種を持ち歩くのが理想的です。頭皮用、いいですよ。シューッとすると熱のこもった頭を冷やしてくれて、頭寒足熱が実現します。気分的には頭寒足寒でもいいくらい!

ありがとう気化熱!

汗でベトベトの肌は、ボディシートで拭くとさっぱりしますよね。汗は、乾いたタオルなどではなく、ぬれタオルやボディシートで拭くのが正解です。気化熱の作用で、水分が蒸発するときに肌の熱も奪ってくれて、ひんやり感を味わえます。

ボディシートは、冷蔵庫に入れて冷たくして使うと、さらに涼感と爽快感がアップします。肌に貼れる冷却シートも、冷蔵庫インがおすすめです。汗を拭いた肌に、エアコン+扇風機の風を浴びると、今年の夏もなんとか生き延びることができそうな、そんな気持ちになれるのです。