「ベンザブロック」の違い  ――市販薬、裏から見てみよう!【7】

アナタのその症状に、選んで「ベンザブロック」!

目次

アナタにもできる! おくすりチェック

薬剤師さんも迷い気味!? な、市販薬の「シリーズ」の“違い”
いつも同じお薬を使ってしまいがちですが、実はパッケージの“裏側”をチェックすれば違いが丸わかり。薬剤師さんもここを確認しているんですよ!
アナタも選べる“薬の違い”情報を、お店でチェックしてみませんか?
(実際に購入する際には、専門家に相談しましょう)

◆アナタのその症状に、選んで「ベンザブロック」!
かぜ薬の「ベンザブロック」シリーズには、青・銀・黄の色別に3つのタイプがあって、それぞれ「プレミアム」とノーマルの2種類、合計6つのラインナップがあります(剤形については置いといて…)。
狙いを定めたその効きめについて見ていきましょう。
(メーカーさんのサイトとはちょっと違った視点です!)
 

「ベンザブロックIPプレミアム」

指定第2類医薬品

裏側情報【成分】
・ダブルの解熱鎮痛成分(イブプロフェンアセトアミノフェン)パワー!
・のどの痛みに効果的な抗炎症成分(グリチルリチン酸)を配合。
ビタミンCを配合。
熱がつらいかぜにオススメ!
 

「ベンザブロックIP」

指定第2類医薬品

裏側情報【成分】
・大人(15歳以上)用の解熱鎮痛成分(イブプロフェン)を配合。
・なんだかすごく普通の処方。
熱っぽいかぜにオススメ!
 

「ベンザブロックLプレミアム」

指定第2類医薬品

裏側情報【成分】
・大人(15歳以上)用の解熱鎮痛成分(イブプロフェン)を1日最大量の600mg配合。
・炎症を抑える成分(トラネキサム酸)を配合。
・鼻づまりに効果的な成分(塩酸プソイドエフェドリン)配合で、息がしやすくなる。
・たんを切る成分(L-カルボシステイン)を配合。
鼻がつまってのどが痛くて、たんもからむ、そんな息をするのがつらそうなかぜにオススメ!
 

「ベンザブロックL」

指定第2類医薬品

裏側情報【成分】
・大人(15歳以上)用の解熱鎮痛成分(イブプロフェン)を配合。
・鼻づまりに効果的な成分(塩酸プソイドエフェドリン)配合。
鼻がつまって、のども痛いかぜにオススメ!
 

「ベンザブロックSプレミアム」

指定第2類医薬品

裏側情報【成分】
・鼻水に効果的な成分(ヨウ化イソプロパミド)を配合。
・炎症を抑える成分(トラネキサム酸)を配合。
・たんを出しやすくする成分(グアイフェネシン)を配合。
ビタミンB2を配合。
鼻水がつらいかぜにオススメ!

裏側情報【用法・用量】
12歳から飲める。
 

「ベンザブロックS」

指定第2類医薬品

裏側情報【成分】
・鼻水に効果的な成分(ヨウ化イソプロパミド)を配合。
・炎症を抑える成分(トラネキサム酸)を配合。
鼻水がつらいかぜにオススメ!

裏側情報【用法・用量】
12歳から飲める。
 
いかがでした!?
「なんだかお薬を選べそう!」
そんな気がしたら、ドラッグストアをのぞきに行ってみませんか。