梅雨前にお風呂のカビをスッキリ退治してみた!【ヤッたるマン 「カビキラー」の巻】

ジメジメとイヤな季節になりました! こんな時季だから、いつにも増してジメジメのお風呂は、放っておくとカビだらけになってしまいそう。カビ退治といえば「カビキラー」! ということで、今回は、「カビキラー」を使ってお風呂のカビをやっつけたいと思います。

目次

お風呂はカビのパラダイス!

梅雨のジメジメ、イヤですねー。湿気と温度がともに上がる梅雨はカビの繁殖に最適な季節。ところが奥さん、おうちの中でも年中カビの繁殖に適した場所があるんですって。それが「お風呂」! 浴室は、お風呂のお湯によって適度な温度と湿気があるため、カビにとってはパラダイス。人間がお湯に浸かって「は~、天国や~」とリラックスしている間、カビも同じことを思っているハズ。
そんなリラックスタイムにもどんどん増殖しているのが、カビの怖いところ。いつも使っている場所だとかえって気づきにくいものですが、よく見ると浴室のドアなどの角やパッキン部分、壁や天井などにもカビが……。きもち悪っ! カビだらけの場所で深呼吸してたら、アレルギーになっちゃいそう。リラックスタイムをもっと気持ちよく過ごすため、そんなカビを退治することを決意。カビ退治なら、やっぱり「カビキラー」! ということで大容量の「特大サイズ」(2.5本分、なんと1kg!)を買ってきました。ヤッたるで~、カビのやつめ、駆逐してやる!

遠目には気づきにくいけど、よく見るとドアの半透明部分にまでカビ野郎が……

天井に近い壁のほうまで……。丸くなっているのは、吸盤のあとだけど、ココにもカビ!

ヤられる前にヤってやる! でもその前に一応……

では、さっそく使……う前に、注意点を確認しておきましょう。「カビキラー」のメーカーであるジョンソンのWebサイトには、「よくあるご質問」のページがあるので、安全、かつ効果的に使うためにもきちんとチェックしておくと万全です。詳しくはそちらを見ていただくとして、簡単に注意点をあげると、

万一ガスが発生したときに備えて、必ず換気を!
換気、手袋、何事も準備が大事
塩素のニオイがイヤな人だけでなく、万一ガスが発生したときに備えて、必ず換気をしましょう。また、液剤が皮膚に付かないように手袋は必須! お風呂シューズなどもあるといいですね。服に付くと脱色してしまうので、色が落ちてもいい服を着るかエプロンなどをするのもいいでしょう。もし、お気に入りの服に液剤が付いちゃったら、すぐに流水で洗い流せば間に合うかも!​

混ぜちゃダメ、ぜったい!
酸性の洗剤などといっしょに使うと、有毒なガスが出て危険。液剤が混ざらないよう、お掃除するならそれぞれ別に、きちんと前の液剤を洗い流してからにしましょう。

手などに付いたらすぐに洗い流す
成分は<次亜塩素酸>と<水酸化ナトリウム>。いわゆる漂白剤と、カビの細胞や石けんかすなどを溶かしちゃう強アルカリですね。どちらも強力な薬剤なので、皮膚に付いたらすぐに洗い流しましょう。万が一目に入ったら、すぐに流水で15分以上洗い流し、眼科医に相談を!

上に向けてスプレーしない
なぜなら目に入ってしまう危険があるから。天井を掃除するときは、柄つきのスポンジなどに付けて塗りたくりましょう。100円ショップで売ってるゴーグルなんかがあるといいかも。洗い流すときも、自分にかからないように気をつけて。


と、こんな感じ。とくに最後の、「天井を洗い流すと自分に降りかかる」というのは、経験していないとパニック必至! 「危険なことはダメよ」ということを理解したら、さっそくスプレーしてみましょう!

キレイにカビを落とすには、ちょっとしたコツが

ついに、にっくきカビをやっつけるときが。ヒャッハー、消えろ、消えろ、消えろ! こっちは2.5本分も用意したんだ、いくらでもいけるぞ!(ホントはダメ。1平方メートルあたり、約15回を目安にスプレーを)と一気にスプレーを開始。

カビの「うぎゃああああ!」という声が聞こえてきそう
始めると、思ったよりもカビは広がっているようで、とくにくもりガラスのような見えにくいものは近づいてよく見ないとわからない。さらに、垂直面ではどうしてもたれてきてしまうので、上の方から順にスプレーしていくことに。それでも、真っ平らな壁はすぐに液剤がたれてしまう……
そんな部分には、スプレーしたあとを覆うようにキッチンペーパーなどをかぶせておきましょう。カビに液剤の染みこんだペーパーが密着するので効果UP! ただし、ここで注意点を。ネットでたまに「市販のラップでラッピングする」という内容を見かけますが、ジョンソンの「お客さま相談窓口」に聞いたところ、「『カビキラー』は、酸素と結びついて威力を発揮するため、ラップではなく、通気性のあるコットンや紙などで覆うようにしてください」とのこと。

スプレーしてもすぐにたれてきちゃう場所には……、

こんなふうにキッチンペーパーなどでペーパーラッピング!
知らなかった! ネットの記事に惑わされるところだったわー。やっぱり始める前に確認しておくって大事だね! ジョンソンのお姉さん、Webから問い合わせたのに、わざわざお電話までいただき、ありがとうございました! このほか、浴室の隅や、シャンプー台のくぼみ、イスの裏など、「2.5本分の大容量」を背景に戦力を大量投下。目に見えるカビの部分よりも少し外側まで、広めにスプレーするのが、再発を遅らせるコツですよ。

まるで新築の美しさ!

そして、放置すること約10分(汚れがひどい場合は約20~30分おくと効果的とのこと)。しっかりと液剤を洗い流してやると……、

ペーパーラッピングのおかげで、「悪魔の輪(吸盤のあと)」もキレイさっぱり!

ガラス面や枠の角などにいたカビもスッキリさよなら
このとおり! 「まあ、新築みたい!(キレイにしたところだけは)」と見違えるほどの美しさに。ちなみに、流す際にニオイが気になる方は、お湯ではなく、水で流すとあまりニオイがしないとのこと。さらに、ジョンソンのお姉さんからは、「カビを増やさないためには、カビのえさとなる汚れ(皮脂や石けんなど)を残さずキレイにしておくことと、カビの好きな湿度や温度を抑えるためにも換気が重要だということも教わりました。お姉さんありがとう! おかげでキレイになりました。これで気持ちよくお風呂に入れそうです!

あ、でもカビはキレイになくなったんだけど、今度は水アカの汚れが気になってきたなー。というわけで、次回は「水アカ取り」に挑戦します!