「アリナミン」の違い ――市販薬、裏から見てみよう!【4】

「アリナミン」といえば<フルスルチアミン>

目次

アナタにもできる! おくすりチェック

薬剤師さんも迷い気味!? な市販薬の「シリーズ」の“違い”。
いつも同じお薬を使ってしまいがちですが、実はパッケージの“裏側”をチェックすれば違いが丸わかり。薬剤師さんもここを確認しているんですよ!
アナタも選べる“薬の違い”情報を、お店でチェックしてみませんか?
(実際に購入する際には、専門家に相談しましょう)

◆「アリナミン」といえば<フルスルチアミン>
フルスルチアミンは、タケダが開発した、ビタミンB1(チアミン)をイイ感じにした成分です。
ビタミンB1はイマイチ体内に吸収されにくいのですが、フルスルチアミンはより吸収されやすく、しかも全身にいきわたりやすくなっています。
そんなフルスルチアミンをメインに配合した「アリナミン」シリーズの違いについて見ていきましょう(5種類)。
(したがって、以下でB1と書いているのはすべてフルスルチアミンです)

「アリナミンA50」

第3類医薬品

裏側情報【成分】
4種類のビタミンを配合(B1・B2・B6・B12
・B12がほかのアリナミンより少なめ
B1の補給に!(これも良いけど、どうせなら「アリナミンA」をオススメしたい)

「アリナミンA」

第3類医薬品

裏側情報【成分】
5種類のビタミンを配合(B1・B2・B6・B12・パントテン酸)
疲れ、だるさにオススメ!

裏側情報【用法・用量】
・これだけ7歳から飲める(ほかは15歳以上の大人用)

「アリナミンEXプラス」

第3類医薬品

裏側情報【成分】
6種類のビタミン類を配合(B1・B6・B12・E・パントテン酸・γ-オリザノール)
・B2はないけれど、B12の量が多め
目の疲れ、肩こり、腰痛にオススメ!

「アリナミンEXプラスα」

第3類医薬品

裏側情報【成分】
7種類のビタミン類を配合(B1・B2・B6・B12・E・パントテン酸・γ-オリザノール)
・「A」と「EXプラス」を合わせた感じで、隙のない配合成分!
疲れているうえに、肩こり、眼精疲労などもあるときにオススメ!

「アリナミンEXゴールド」

第3類医薬品

裏側情報【成分】
6種類のビタミン類を配合(B1・B6・B12・E・葉酸・γ-オリザノール)
・B6、B12が活性型で効果的! さらに葉酸配合! だから神経に効きそう!
腰痛、関節痛、神経痛、首筋のこりなどにオススメ!

裏側情報【用法・用量】
・これだけ1日3回(ほかは1日1回)

いかがでした!?
「なんだかお薬を選べそう!」
そんな気がしたら、ドラッグストアをのぞきに行ってみませんか。