「イブ」の違い ――市販薬、裏から見てみよう!【8】

頭痛推しがスゴい! 「イブ」シリーズ

目次

アナタにもできる! おくすりチェック

薬剤師さんも迷い気味!? な、市販薬の「シリーズ」の“違い”
いつも同じお薬を使ってしまいがちですが、実はパッケージの“裏側”をチェックすれば違いが丸わかり。薬剤師さんもここを確認しているんですよ!
アナタも選べる“薬の違い”情報を、お店でチェックしてみませんか?
(実際に購入する際には、専門家に相談しましょう)

◆頭痛推しがスゴい! 「イブ」シリーズ
解熱鎮痛薬の「イブ」シリーズは6種類で、すべて15歳以上の大人用。
その商品名にもある“イブプロフェン”を軸に展開されたラインナップからは、「同じ種類の成分だからって、ロキソプロフェンには頼らないんだからね!」という矜持すら感じます。(※「ロキソニン」の主成分)
では、そのイブプロフェン推しっぷりを見ていきましょう。
(メーカーさんのサイトとはちょっと違った視点です!)

「イブ」

指定第2類医薬品

裏側情報【成分】
・痛みに効果的なイブプロフェン150mgのみの直球勝負。
眠くなる成分が入っていない!

裏側情報【用法・用量】
・1日3回まで。
 

「イブA錠」

指定第2類医薬品

裏側情報【成分】
イブプロフェン150mgに、鎮痛効果を助ける成分(アリルイソプロピルアセチル尿素カフェイン)を配合。
・まんべんなく効きそうなので、痛み止め初心者にオススメ!

裏側情報【用法・用量】
・1日3回まで。
 

「イブA錠EX」

指定第2類医薬品

裏側情報【成分】
・より効きめを求めたイブプロフェン200mgの高配合タイプ。
・鎮痛効果を助ける成分(アリルイソプロピルアセチル尿素カフェイン)を配合。
いつものよりも効きを良くしたいときにオススメ!

裏側情報【用法・用量】
・1日2回まで。
 

「イブクイック頭痛薬」

指定第2類医薬品

裏側情報【成分】
イブプロフェン150mgに、鎮痛効果を助ける成分(アリルイソプロピルアセチル尿素カフェイン)を配合。
・成分の吸収を早める成分(酸化マグネシウム)を配合。
・「イブ」シリーズ最多の4成分配合!
とにかく早く効かせたい人にオススメ!

裏側情報【用法・用量】
・1日3回まで。
 

「イブクイック頭痛薬DX」

指定第2類医薬品

裏側情報【成分】
・より効きめを求めたイブプロフェン200mgの高配合タイプ。
・鎮痛効果を助ける成分(アリルイソプロピルアセチル尿素カフェイン)を配合。
・成分の吸収を早める成分(酸化マグネシウム)を配合。
・「イブ」シリーズ最多の4成分配合、かつ、イブプロフェン増量タイプ!
早くて強め。「イブ」を極めてしまった人に!(あまりにつらいときは病院へ)

裏側情報【用法・用量】
・1日2回まで。
 

「イブメルト」

指定第2類医薬品

裏側情報【成分】
・より効きめを求めたイブプロフェン200mgの高配合タイプ。
・眠くなる成分が入っていない!

裏側情報【用法・用量】
・1日2回まで。
水なしで飲める(レモンライム味)。
「ヤバい、頭痛くなってきた…今すぐ痛み止め飲みたい…」そんな状況に陥りがちな人にオススメ!
 
いかがでした!?
「なんだかお薬を選べそう!」
そんな気がしたら、ドラッグストアをのぞきに行ってみませんか。