「パブロン(かぜ薬)」の違い ――市販薬、裏から見てみよう!【5】

豊富なラインナップから選んで! 「パブロン」かぜ薬シリーズ

目次

アナタにもできる! おくすりチェック

薬剤師さんも迷い気味!? な市販薬の「シリーズ」の“違い”
いつも同じお薬を使ってしまいがちですが、実はパッケージの“裏側”をチェックすれば違いが丸わかり。薬剤師さんもここを確認しているんですよ!
アナタも選べる“薬の違い”情報を、お店でチェックしてみませんか?
(実際に購入する際には、専門家に相談しましょう)

◆豊富なラインナップから選んで! 「パブロン」かぜ薬シリーズ
パブロンにはかぜ薬や鼻炎薬などのラインナップがありますが、今回はかぜ薬から。
大人メインのかぜ薬に絞ったのに、さらにそのなかでシリーズに分かれた結果、8種類ものラインナップ――でもやります、一気見せ! 
必ずやアナタの症状にピッタリの「パブロン」に出会えちゃう…はず!
 (服用年齢は必ず守りましょう)
 

<15歳以上 大人用(1)> 「メディカル」シリーズ

「パブロンメディカルT」

裏側情報【成分】
・のどの粘膜を整える成分をダブル(アンブロキソール塩酸塩L-カルボシステイン)で配合。
何だか、のどがおかしいな、というかぜにオススメ!
 

「パブロンメディカルC」

裏側情報【成分】
・たんを切る成分を3種類(グアイフェネシンキキョウオウヒ)配合。
たんがからんで、せきが出るかぜにオススメ!
 

「パブロンメディカルN」

裏側情報【成分】
・鼻づまりに効果的な成分(塩酸プソイドエフェドリン)を配合。
鼻づまりがつらいかぜにオススメ!

<15歳以上 大人用(2)>

「パブロンエースPro錠/微粒」

裏側情報【成分】
・解熱鎮痛成分(イブプロフェン)を、通常、1回150mgのところ、200mg配合!
・のどの粘膜を整える成分をダブル(アンブロキソール塩酸塩L-カルボシステイン)で配合。
のどの痛みがつらいかぜにオススメ!
 

「パブロン50錠/顆粒」

裏側情報【成分】
・漢方エキスなど、3成分だけの処方。
なるべく使用上の注意が少ないほうがいい人にオススメ!
・でも、せきと鼻の症状には効かないので注意!(熱、痛み、たんに効く)

<小児から大人まで> 「S&ゴールド」シリーズ

「パブロンSゴールドW錠/微粒」

裏側情報【成分】
・のどの粘膜を整える成分をダブル(アンブロキソール塩酸塩L-カルボシステイン)で配合。
いつも、かぜがのどから来る人の常備薬にオススメ!

裏側情報【用法・用量】
12歳から飲める。

「パブロンゴールドA<錠>/<微粒>」

裏側情報【成分】
・よくある処方。普通!
あまりこだわりなく、かぜの常備薬を買っておきたい人にオススメ!

裏側情報【用法・用量】
12歳から飲める。
 

「パブロンSα<錠>/<微粒>」

裏側情報【成分】
・小児が使えるせき止めの成分(デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物)配合。(成分名長いですね!)
・昔ながらの「パブロン」の成分(ブロムヘキシン塩酸塩マレイン酸カルビノキサミン)が配合されている、ある意味ブレてない「パブロン」。

裏側情報【用法・用量】
錠剤:5歳から、微粒:1歳から飲める。
「パブロン」を家族みんなで使いたい、そんな人にオススメ!
【まとめ】
「パブロンメディカルT」
何だかのどがおかしい

「パブロンメディカルC」
たんがからむ

「パブロンメディカルN」
鼻がつまる

「パブロンエースPro錠/微粒」
のどが痛い

「パブロン50錠/顆粒」
使用上の注意点が少ない

「パブロンSゴールドW錠/微粒」
のどに来やすい人の常備薬に

「パブロンゴールドA<錠>/<微粒>」
常備薬に

「パブロンSα<錠>/<微粒>」
5歳から、ファミリー向けの常備薬に
いかがでした!?
「なんだかお薬を選べそう!」
そんな気がしたら、ドラッグストアをのぞきに行ってみませんか。