飲み会シーズンは、衣類のシミ落としと消臭スプレーをポーチのスタメンに!

年末から年度始めまでは、忘年会に新年会、歓送迎会と外食する機会が多くなりますね。飲み会などでうっかり衣類にニオイやシミがついてしまったときの対策をご紹介します。

目次

今夜も飲み会、いざ出陣! その前に消臭スプレーを!

飲み会の帰り道、洋服についたタバコや食べ物のニオイにげんなり。そんな苦い経験をできるだけ繰り返したくない人は、飲み会に着ていく洋服に、あらかじめ消臭・防臭・除菌効果の高い衣類用のスプレーをしておくのがおすすめです。

その際、商品の表示をみて、衣類とスプレーの距離や回数をしっかり確認して、吸い込まないように注意して行いましょう。思ったよりもスプレーの量が必要なものです。

さらに、携帯しやすいコンパクトサイズの消臭スプレーをポーチに常備しておけば、気になったときにお手洗いなどでサッとすぐ嫌なニオイを撃退できます。

お店のおしぼりでふかないで! 服を汚してしまったときの対処法 ―応急処置―

お酒がすすみ、飲み会が盛り上がってきたころ、洋服にうっかりお酒をこぼしたり、いつの間にかシミがついていたり。そんなとき、あわててお店のおしぼりでゴシゴシふいた経験はありませんか?

実はそれってダメなんです。おしぼりは塩素系漂白剤を使って殺菌消毒されていることが多いため、ゴシゴシふくと色落ちしたり、シミが広がって落ちにくくなったり、洋服を傷めたりする可能性があるのでNG!

外出先での応急処置にも、シミ取り剤を活用しましょう。持ち運びしやすいコンパクトサイズで、水性と油性のどちらのシミにも対応できるものなら、シミの種類により使い分ける必要がなく便利です。

使い方は簡単! お店のおしぼりは使わず、固形物がついていたらつまみ取り、シミがついた布の下にティッシュや乾いたタオルなどを敷いて、上からシミ取り剤をトントン叩き込みます。厚手の生地や裏地のある洋服の場合は、シミのある方にティッシュやタオルなどを当てて、シミの裏側からシミ取り剤を叩き込みましょう。そのあとぬれタオルなどでたたいて繊維に残ったシミ取り剤を取り除きます。

お気に入りの洋服やよそいきを汚してしまって一気に落ちたテンションも、シミが目立たなくなればきっと復活しますよ!

家に帰ったらすぐに洗濯! 洗えないものは次の休日にクリーニングへ

シミ取り剤を使った応急処置で目立たなくなったとしても、安心してはいけません。シミは時間がたつと落ちにくくなります。家に帰ったらどんなに面倒でも衣類の取扱い表示を見て、家庭で洗濯できるか、漂白剤が使用できるかを確認し、表示内容に従って洗いましょう。

家庭で洗える場合
衣類の素材と取扱い表示の内容に応じて、シミにおしゃれ着用洗剤一般衣料用洗剤を、手ごわいシミには液体の酸素系漂白剤の原液を直接塗り、繊維にしみこませてから洗濯しましょう。

また、飲み物をこぼしたのに乾いたら一見わからなくなった! そんなときも放置してはいけません。時間がたつとシミが目立ってくる場合があります。こぼした場所を忘れないうちに上記の前処理をして洗いましょう。
家庭で洗えない場合
なるべく早く、遅くても次の休日にはクリーニング店へ持って行き、シミの場所や種類を伝えてシミ抜きを依頼しましょう。自分で手に負えないシミはプロにお願いするのも大切な洋服を長くきれいに保つ秘訣です。

衣類の取扱い表示(2016年12月に変更後の表示記号)

洗濯をする前に衣類の取扱い表示をチェック! 記号や数字の見方はこちらを参考にしてくださいね。