削りぶしは、削り方だけで分類される
食品表示法においては、先に説明した「削りぶし」の名称に加え、その削り方が定義されています。
・薄削り:削りぶしを厚さ0.2ミリメートル以下の片状に削ったもの
・厚削り:削りぶしを厚さ0.2ミリメートルを超える片状に削ったもの
・糸削り:削りぶしを糸状又はひも状に削ったもの
・砕片:薄削りを破砕したもの
・削り粉:削りぶしのうち、目開き2ミリメートルの試験用ふるいを通過するもの
「『食品表示法』別表第3」より作成
・厚削り:削りぶしを厚さ0.2ミリメートルを超える片状に削ったもの
・糸削り:削りぶしを糸状又はひも状に削ったもの
・砕片:薄削りを破砕したもの
・削り粉:削りぶしのうち、目開き2ミリメートルの試験用ふるいを通過するもの
「『食品表示法』別表第3」より作成
なんのことはない、薄く削れば「薄削り」、厚く削れば「厚削り」。ほかも名前の通りです。
これらは、「○○削りぶし(破片)」など、名称とあわせて、括弧で表示することとされています(場合によっては省略可)。
以上のことを踏まえて、改めて“かつおぶし”の食品表示を確認してみましょう。
これらは、「○○削りぶし(破片)」など、名称とあわせて、括弧で表示することとされています(場合によっては省略可)。
以上のことを踏まえて、改めて“かつおぶし”の食品表示を確認してみましょう。
どうですか? いわゆる“かつおぶし”と思っていたものにも、いろいろな種類があるんですね。今後“かつおぶし”を口にする際には、味わいもまた違ってくるかもしれないですね。
結論:
とうふやお好み焼きにかかっているアレは「削りぶし」。必ずしも「かつお」とは限らない。
とうふやお好み焼きにかかっているアレは「削りぶし」。必ずしも「かつお」とは限らない。
みなさんも、ドラッグストアに足を運んだ際は、ぜひ食品表示をチェックしてみてください。
それでは、またの機会に。
それでは、またの機会に。