より効果的に水アカを取るコツは?
そんな妄想をしながらキレイにすること20分。ほとんどの汚れはカンタンに落ちたけど、いくつか手のかかる部分が。たまにある頑固な水アカは、少し指を立てて、ツメを立て気味にしてこすると、キレイに取れる。感覚的には、シートといっしょに水アカをツメでひっかく感じ。このとき、ゴム手袋などをしていないと、いつのまにかツメもすり減って痛くなっちゃうので要注意。お掃除のときはやっぱりゴム手袋が必須だね。とくにこの掃除では指先の感覚が重要なので、手にピッタリフィットする使い捨てのゴム手袋がおすすめ。
こんな風に、平らなところは少しくらい頑固な汚れがあっても、こする回数を増やせばそれほど大変ではない。手を焼いたのが、汚れが角やすき間部分に溜まっている場合。こういった場所の水アカは、汚れが頑固なうえに、「かきとりファイバー」が届きにくく、なかなかキレイにならない。そんなときは、シートをたたんだり、先を細くしたりして、すき間に差し込み根気よくこすってやるといい。慌てずじっくりやれば、「ムリ」と思えた汚れもキレイに取れた。
そのほか、汚れやすいのは、やっぱり水滴が集まる下側。目立たないから汚れも溜まりがち。水アカは蓄積するとなかなか落ちないから、なるべく汚れがひどくなる前に落としておきたい。このシートを使うと、積もり積もった水アカもガリガリこすれば意外なほど取れるんだけど、かき取った水アカの固まりが繊維にこびり付いた状態でこすってしまうと、その固まりで傷付けてしまうおそれも。繊維のかき取る威力を保つ意味でも、なるべくシートの新しい面が当たるように位置を変えながら掃除をしよう。こすっているうちにクレンジング成分も少なくなってくるので、威力が落ちたと思ったら、ケチらないで新しいシートを使うほうがラクにピカピカにできるぞ。