眠くならない薬 【花粉症と医薬品】

ドラッグストアの売り場といえばさまざまなカテゴリーの医薬品コーナー。そうした医薬品につながる、病気と薬の仕組みについて、シンプルに解説していきます。ここでは、「花粉症」に関連した情報をまとめました。

眠くならない薬

建前上、飲み薬で「眠くならない薬」はありません
どんな薬でも、飲んだら眠くなる可能性がゼロではないからです。
でも、「眠くなる成分が入っていない薬」はあります。
鼻炎関連の薬でいえば、漢方薬がそれです。

また、「眠気の副作用が少ない」といっている薬はたくさんありますが、「眠気の少なさ」にはいろいろなレベルがあります。
<眠気レベル>
1)よく効くけど眠気もすごい成分(眠くなる)
2)古い成分よりは眠くなりにくい成分(けっこう眠くなる)
3)比較的眠気が少ない成分(たいてい眠くなる)
4)眠気が少ないなかでもとくに眠気が少ない成分(ときには眠くなる)
5)眠気が少ないので、眠気に関する使用上の注意が目立たない成分(人によっては眠くなるかも)

大人の諸事情により商品名で比較ができないのですが、5)だとけっこう眠気が出にくいと言われていて、その代わり、1)~3)などよりは効き目がやんわりすることもあります。
効き目で選ぶか、眠気の少なさで選ぶか、バランスをとるかで自分に合ったモノを探すのがポイントですね。