食中毒 【感染症】

ドラッグストアの売り場といえばさまざまなカテゴリーの医薬品コーナー。そうした医薬品につながる、病気と薬の仕組みについて、シンプルに解説します。ここでは、「感染症」に関連する情報をまとめました。

<食中毒>

食中毒には、大きく3つのタイプがあります。
体内に入った菌が“増殖すること“が原因となる「感染型」
食品などのなかで菌が作り出した“毒素”を、人が摂取することが原因となる「毒素型」
菌が腸管内で“増殖して毒素を出す”ことが原因となる「生体内毒素型」です。
■主な病原菌と、感染源になりやすい食品
感染型:サルモネラ(卵)、カンピロバクター(鶏肉)、腸炎ビブリオ(魚介)
毒素型:黄色ブドウ球菌(おにぎり)、ボツリヌス菌(缶詰、ハチミツ)
生体内毒素型:腸管出血性大腸菌(肉)、ウェルシュ菌(カレー)