2019年8月1日 更新

あなたの肥満症に効く漢方薬はどれ!? 【ジャストフィット漢方薬 第2回】

「なんか良さそうだけど、よくわからない」そんな漢方薬のことを知ってもらうための「ジャストフィット漢方薬」。クイズ形式であなたにジャストフィットする漢方薬をご紹介します! 梅雨も明け、全国的な猛暑のなか自然と薄着になりますが、そうなると気になってしまうのが体型。今回は、みんなが気になる肥満症についてです。

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「え~? 肥満に効く薬なんてあるの~?」
そんなふうに思う気持ち、わかります。でも、あるんです! 「肥満症」に効く医薬品が。しかも、ドラッグストアなどで買える漢方薬で。実は、皆さんも耳にしたことがあるであろう「コッコアポ」(クラシエ薬品)や「ナイシトール」「ビスラット」(ともに小林製薬)などの医薬品も、中身は漢方薬なんですよ。今回はそんな肥満症に効く漢方薬の問題です。
【Q】
「ブヨブヨとした脂肪が付いて太り(水太り)、疲れやすくて汗をかきやすい」という人におすすめなのは、次の選択肢のうち、どの漢方薬でしょうか?


(選択肢)
1.「大柴胡湯(だいさいことう)」

2.「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」

3.「防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)」
気になる答えは……、
  ↓↓↓


【A】
3.「防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)」



【解説】
「ブヨブヨとした脂肪」「汗をかきやすい」というのが、この処方のポイントです。いわゆる「水太り」と呼ばれるもので、漢方では水分代謝がうまくいかないために余計な水が体にたまるような人が、このような肥満症になっていると考えられています。そこで、体内の水分代謝を良くして肥満症を改善してくれるのが、「防已黄耆湯」というわけです。

ちなみに、その他の処方との違いですが、「疲れやすい」というのもポイント。「防已黄耆湯」が体力中等度以下の人に使えるのに対し、「大柴胡湯」と「防風通聖散」はどちらも、体力が充実した人や、便秘がちで、高血圧による肩こりなどがある人に使われること、胃腸の弱い人には不向きなことも覚えておくといいでしょう。その他、各処方に対応する症状などは、以下の効能・効果を参照してください。


防已黄耆湯
体力中等度以下で、疲れやすく、汗のかきやすい傾向があるものの次の諸症:
肥満に伴う関節の腫れや痛み、むくみ、多汗症、肥満症( 筋肉にしまりのない、いわゆる水ぶとり)

大柴胡湯
体力が充実して、脇腹からみぞおちあたりにかけて苦しく、便秘の傾向があるものの次の諸症:
胃炎、常習便秘、高血圧や肥満に伴う肩こり・頭痛・便秘、神経症、肥満症

防風通聖散
体力充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの次の諸症:
高血圧や肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・むくみ・便秘、蓄膿症(副鼻腔炎)、湿疹・皮膚炎、ふきでもの(にきび)、肥満症
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シャーク森口 シャーク森口

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