2020年3月30日 更新

【健康診断】“超悪玉”コレステロールとは?

悪玉コレステロールはよく知られていますが、実は「超悪玉コレステロール」も存在するのです。一体、どれほどの悪玉なのか、そして“超悪玉”を呼び起こす、名状しがたき畏るべき存在とは――!?

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超悪玉コレステロールの健康リスク

 (3252)

名前からしてとても体に悪そうな「超悪玉コレステロール」。
通常の悪玉との違いや、一体どのような悪さをするのか、気になります。
そこで、ちょっとくわしい先生にうかがいました。
ネコ先生

ネコ先生

どうも、ネコです。
超悪玉コレステロールについて、私がお答えしましょう。


――先生、よろしくお願いします。
ズバリ、「超悪玉コレステロール」とは、何でしょうか?


ネコ先生:
超悪玉コレステロールは「sd-LDL」といって、悪玉コレステロール「LDL(低密度リポたんぱく質)」の一種です。
「sd」とは「small dense=小密」という意味で、つまり、小ぶりのLDLが「超悪玉コレステロール」なのです。


――悪玉のLDLのなかに、もっと悪いものがいるということですね。
コレステロールにもいろいろあるのですね。


ネコ先生:
はい。では、そもそもなぜLDLが悪玉なのかについてお話ししておきましょう。
一般に“コレステロール”と呼ばれているHDLやLDLは、「リポたんぱく質」という物質の仲間です。
リポたんぱく質は、油(脂質)が入ったカプセルのようなもので、カプセルの大きさと中の脂質の違いで分類されます。
大きさで言うと、小さいほうから「HDL(高密度リポたんぱく質)」「sd-LDL」「LDL」「VLDL(超低密度リポたんぱく質)」「カイロミクロン」などがあります。
 (3251)

――HDLは小さく、LDLはそれよりも大きく、カイロミクロンは最も大きなカプセルですね。「中の脂質の違い」というのはどういうことでしょうか?

ネコ先生:
それは、含まれる脂質の比率が異なるということです。
“脂質”とは、コレステロールと中性脂肪のことですが、HDLとLDLの中身はコレステロールの割合が多く、VLDLとカイロミクロンは中性脂肪が多くなっています。
【リポたんぱく質に含まれる脂質の含有比率】
HDL > コレステロール25%、 中性脂肪5%
LDL > コレステロール50%、 中性脂肪8%
VLDL > コレステロール20%、 中性脂肪60%
カイロミクロン > コレステロール 5%、 中性脂肪90%

――これを見ると、コレステロールの多さはLDLが際立っていますね。


ネコ先生:
そこが、LDLが“悪玉”とされるポイントです。
コレステロールは酸化されやすく、それによって動脈硬化などを引き起こします。そのため、コレステロールたっぷりのLDLが血液中に増えると健康リスクが高い=悪玉、といわれているのです。
 (3253)

そして、LDLは血管の壁のスキマに入り込んで酸化されるのですが、sd-LDLは小さいので、よりスキマに入り込みやすく、また酸化もされやすいため、LDLよりも動脈硬化に大きく影響することになります。
これがsd-LDLが“超悪玉”といわれる理由です。


――sd-LDLは、悪いところがレベルアップしているのですね。

ネコ先生:
困ったものですね。
そして、さらに注意が必要なこととして、sd-LDLをそそのかす巨悪の存在が取り沙汰されています!


――な、なんだって――!!
それは一体、どんなボスキャラですか?

ネコ先生:
それが実は――
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