2020年8月10日 更新

なぜ聞かれるの?――「症状はいつ頃からありますか?」

ドラッグストアや薬局で、薬について相談すると、逆にいくつか質問された経験はありませんか? 「早く薬がほしいのに…」と思うこともあるかもしれませんが、実はその質問、あなたやご家族の命を守るために必要なんです!

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Q.どうして「症状の発生時期」を聞いてくるの?

店頭で「かぜをひいたみたいで熱があるんですが…」や「腰が痛いんですが…」など、症状のことを話すと、「症状はいつ頃からありますか?」と聞かれた方は多いはず。
「今の症状をなんとかしたいんだから、いつからなんて関係ないんじゃないの?」とつい言いたくなりますが、この「いつからか」は、薬をおすすめする側からすると非常に重要な確認ポイントなんです。

A1.別の病気かもしれないから

たとえば、発熱を抑えたい場合。
自分は「かぜをひいて熱が出た」と思っていても、熱が4日以上続いている場合、薬剤師や登録販売者は「かぜとは別の病気かもしれない」と考えます
発熱が現れる病気はたくさんあり、その判断基準のひとつが「症状がいつから続いているか?」なのです。
もしかぜ以外の「発熱」にかぜ薬を使用すると、良くならないどころか、場合によっては状態が悪化することもあります。
そのため、診断はできませんが、かぜの症状かどうかを確認して販売しているのです。

A2.おすすめ品が変わるから など

たとえば、腰の痛みを何とかしたい場合、最近起こった急性の痛みなのか、長期的に続いている慢性の痛みなのかによっておすすめする薬が変わってきます。
急性の痛みであれば冷湿布などをおすすめしますし、慢性の痛みであれば温湿布や漢方薬などが候補になります。


このように、「症状の発生時期」は非常に重要なんです。

店頭で質問されたら、「自分や家族のことを考えて聞いてくれているんだな」と思いながら詳しくお伝えしましょう。
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