2019年12月12日 更新

お肌にいい「肌ビタミン」のこと、知っていますか?

12月13日は「ビタミンの日」ですね。え、知らない? では、「ビタミンがお肌にいい」というのは? 「そんなの常識!」という方、じゃあ、どのビタミンがどういう風にいいのか、ちゃんと知っていますか? ここでは、ビタミン類のなかでも、とくに肌にいいビタミン、略して「肌ビタミン」と呼ばれるビタミン類と、その効果をご紹介します。

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12月13日は「ビタミンの日」!

12月13日は「ビタミンの日」だそうです。1910年のこの日、鈴木梅太郎博士が脚気を予防する成分として、米ぬかから抽出した成分を「オリザニン」と命名したのを記念して制定されました。のちにこの成分は、今でいうビタミンB1だったことがわかります。
ちなみに、翌年ポーランドの化学者であるカシミール・フンクが、同じ物質を「ビタミン」と名付け、こちらの名称のほうが世界で知られることに……。その後、さまざまなはたらきのあるビタミンが数々と発見されてきたのでした。

そんなビタミンのなかでも、「肌にいいビタミン」と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか? 肌にいいのは、B1だっけ? B2だっけ? という具合に、実はよく知らないという人が多いのではないでしょうか? ここでは、そんな「肌ビタミン」について詳しく見ていきたいと思います。

これが「肌ビタミン」だ!

一般に肌にいいビタミンとして知られる主なものを取りあげると、以下のようになります。B2、B6などは比較的知られていますが、ビタミンAがお肌に必要なのは、あまり知られていないのではないでしょうか。なお、各ビタミンにはさまざまなはたらきがあるのですが、ここでは肌への影響を主体に説明しています。
ビタミンA――粘膜と目のビタミン
ビタミンAは、皮膚や粘膜を丈夫にしたり、視力(明暗など)を調節したりするはたらきがあります。
これが不足すると「夜盲症(とり目)」になるというのは有名ですが、肌ではカサつきニキビなどが起こりやすくなります。

ビタミンB2――肌と粘膜のビタミン
主に脂質の代謝を促し、糖質の代謝にもかかわるビタミンです。粘膜を保護して細胞の再生を助け、健康な爪や髪、皮膚を作ります。
これが不足すると、口内炎ニキビ肌荒れなどの肌トラブルが起こりやすくなります。

ビタミンB6――肌と神経のビタミン
主にたんぱく質の代謝を促し、脂質の代謝やヘモグロビンの合成、神経伝達物質の合成にもかかわります。
これが不足すると、皮膚炎脂性肌口内炎などをまねきやすくなります。

ビタミンC――肌の美白と抗酸化のビタミン
コラーゲンの生成に必須のビタミンです。皮膚組織や血管などを健康に保つ作用や、抗酸化作用があります。
これが不足すると、コラーゲンが重要な役割を果たしている歯ぐきから出血しやすくなったりします。また、十分に摂取することで、シミを改善します。

ナイアシン(ビタミンB3)――肌と神経のビタミン
3大栄養素の代謝にかかわるとともに、皮膚の代謝や脳神経のはたらきを助けるビタミンです。
これが不足すると、肌のトラブル口角炎などが起こりやすくなります。重度に欠乏すると、「ペラグラ」という欠乏症により、皮膚がうろこ状に荒れることもあります。

ビオチン(ビタミンH)――肌と髪のビタミン
ビタミンHとも呼ばれるもので、3大栄養素の代謝にかかわり、皮膚や頭髪、神経の健康を保つはたらきがあります。
これが不足すると、肌荒れ脂漏性湿疹などが起こりやすくなります。
このほか、広い意味では神経伝達を良くするビタミンB12や、血行を良くするビタミンEなども肌の健康を保つはたらきがあるといえます。こうした各ビタミンのはたらきを知っておくと、自分に不足している栄養素は何なのかわかって、ドラッグストアでの買い物も楽しくなりますよ!
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